分子栄養学講議

柘植治人 著

B5判,並製,264頁,索引付,ISBN4-907773-03-X
本体価格3,429円+税(3,600円)


本書の前半では主として栄養素の機能について分子レベルで解説され、後半では、人体における栄養素の代謝を中心にして解説がなされています。特に、発展の著しい脂溶性ビタミン、ホルモンの項については詳細に記述されています。また、最近注目されている栄養素と遺伝子との関係についても解説が加えられています。
本書は、管理栄養士養成課程、農学部(応用生命科学系)における分子栄養学の教科書、参考書として最適です。




 

バイオデータベース利用法
  ─検索からバイオインフォマティクスへ─

金久 寛・小川温子・西原祥子 編

B5判,並製,216頁,索引付,
ISBN4-907773-02-1
本体価格3,000円+税(3,150円)


ヒトゲノムの完全解読がされ,それに伴いゲノムの配列情報からいかにして生物機能解明に有用な情報取り出していくかを模索する時代に入りました.またヒトゲノムのみではなく,数十種類の真核生物のゲノム,百種をこえる原核生物のゲノム配列の解読が終了し,機能分子を各種生物の進化を追って研究してゆく「比較ゲノム」的アプローチも,データベースを用いて可能になってきています.またトランスクリプトーム解析などの各種データベースが構築されており,データベースを利用したバーチャル実験が可能になりました.本書はバイオデータベースを活用される研究者や学生にとって最適の入門書になります!




 

ビタミン研究のブレークスルー
 
─発見から最新の研究まで─

日本ビタミン学会 編

B5判,並製,308頁,索引付,
ISBN4-907773-01-3
本体価格4,477円+税(4,700円)


ビタミンA,カロテノイド,ビタミンD,ビタミンE,ビタミンK,必須脂肪酸,ビタミンB1,ビタミンB2,ビタミンB6,ビタミンB12,ナイアシン,ビオチン,葉酸,ビタミンCの各ビタミンの発見・由来から,最新の研究までを斯界の第一人者が,平易に物語風に解説.研究者はもとより,学生にとっても最適の入門書!





Sialobiology and Other Novel Forms of Glycosylation

Edited by Y. Inoue, Y.C.Lee and F.A.Troy II

ISBN4-907773-00-5, 257*210mm, 308pp (including 8 color pages), hard cover, index,
Price: 12,000 JPYen


「シアル酸生物学:シアル酸およびその他の新しい糖鎖からのメッセージ」
生物科学の次のフロンテイアーと言われる糖生物学のうちでも,最も活発な展開を見せているのはシアル酸に関連する領域であり,それをシアル酸生物学 (sialobiology) ともよぶ.本書はその分野の権威研究者達による分担執筆されたシアル酸生物学およびその周辺のトピックの最新情報の集成であり,物理化学,生化学,分子生物学,発生生物学,病理学,等のいろいろの違った立場からの新発見,新考察が記載されている.本書は専門家の参考書として価値が高いものである一方,生命科学を研究する大学院生や糖鎖生物学研究の初心者にとっても良い入門書であり,演習やセミナーの種本として活用するのに適している.シアル酸研究者,糖鎖生物学者の座右には欠かせないばかりか,現代生物科学を学ぶ学生,研究者一般にも啓蒙を与える一冊である.